2.64~82 用語の定義 Q~W

            2.64 QUICK RETURN Pitch「クイックリターンピッチ」

 打者の虚をつくことを意図した投球をいう。これは反則投球である。


            2.65 RELATION GAME「レギュレーションゲーム」(正式試合)

 4.11参照

            2.66 RETOUCH「リタッチ」

 走者が、規則によって、帰塁しなければならない塁へ帰る行為をいう。
            【注】
 〝リタッチ〟には、飛球が捕えられたときに離塁していた走者が、進塁の起点となった塁に帰塁する行為と、飛球が打たれたとき塁にタッチしていて、野手が捕球したのを見て次塁へスタートする行為の2つがある。(7.08d7.10a参照)

         2.67 RUN or SCORE「ランまたはスコア」(得点)

 攻撃側のプレーヤーが打者から走者になって、一塁、二塁、三塁、本塁の順序で各塁に触れた場合に、与えられる点数をいう。(4.09

            2.68 RUN-DOWN「ランダウン」(挟撃)

 塁間で走者をアウトにしようとする守備側の行為をいう。

            2.69 RUNNER「ランナー」(走者)

 塁に向かって進んだり、触れたり、戻ったりする攻撃側プレーヤーをいう。

            2.70 〝SAFE〟「セーフ」

 走者にその得ようとしていた塁を占有する権利を与える、審判員の宣告をいう。

            2.71 SET POSITION「セットポジション」

 二つの正規な投球姿勢のうちの一つである。

            2.72 SQUEEZE PLAY「スクイズプレイ」

 三塁に走者がいる場合、バントによって走者を得点させようとするチームプレイを指す術語である。

            2.73 STRIKE「ストライク」

 次のような投手の正規な投球で、審判員によって〝ストライク〟と宣告されたものをいう。
(a)打者が打った(バントの場合も含む)が、投球がバットに当たらなかったもの。
(b)打者が打たなかった投球のうち、ボールの一部分がストライクゾーンのどの部分でもインフライトの状態で通過したもの。
(c)0ストライクまたは1ストライクのとき、打者がファウルしたもの。
(d)バントして、ファウルボールとなったもの。
        【注】
 普通のファウルは、2ストライクの後はストライクとして数えられないが、バントのファウルに限って、ボールカウントには関係なく常にストライクとして数えられるから、2ストライク後にバントしたものがファウルボールとなれば、打者は三振となる。ただし、バントがフライとして捕らえられた場合は、フライアウトとなる。
(e)打者が打った(バントした場合も含む)が、投球がバットに触れないで、打者の身体またはユニフォームに触れたもの。
(f)バウンドしない投球がストライクゾーンで打者に触れたもの。
(g)ファウルチップになったもの。

            2.74 STRIKE ZONE「ストライクゾーン」

 打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、膝頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間をいう。
 このストライクゾーンは打者が打つための姿勢で決定されるべきである。
            【注】
 投球を待つ打者が、いつもと異なった打撃姿勢をとってストライクゾーンを小さく見せるためにかがんだりしても、球審は、これを無視してその打者が投球を打つための姿勢に従って、ストライクゾーンを決定する。

            2.75 SUSPENDED GAME「サスペンデッドゲーム」(一時停止試合)

 後日、その続きを行う事にして、一時停止された試合をいう(4.12)

            2.76 TAG「タッグ」(触球)

 野手が、手またはグラブに確実にボールを保持して、その身体を塁に触れる行為、あるいは確実に保持したボールを走者に触れるか、手またはグラブに確実にボールを保持して、その手またはグラブを走者に触れる行為をいう。
 しかし、塁または走者に触れると同時、あるいはその直後に、ボールを落とした場合は、〝触球〟ではない。
 野手が塁またはランナーに触れた後、これに続く送球動作に移ってからボールを落とした場合は、〝触球〟と判定される。
 要するに、野手が塁またはランナーに触れた後、ボールを確実につかんでいたことが明らかであれば、これを落とした場合でも、”触球”と判定される。

            2.77 THROW「スロー」(送球)

 ある目標に向かって、手及び腕でボールを送る行為をいい、常に投手の打者への投球(ピッチ)と区別される。

            2.78 TIE GAME「タイゲーム」

 球審によって終了を命じられた正式試合で、両チームの得点が等しかったものをいう。

            2.79 〝TIME〟「タイム」

 正規にプレイを停止させるための審判員の宣告であり、その宣告によってボールデッドとなる。

            2.80 TOUCH「タッチ」

 プレーヤーまたは審判員の身体はもちろん、その着衣あるいは用具のどの部分に触れても〝プレーヤーまたは審判員に触れた〟ことになる。

            2.81 TRIPLE PLYA「トリプルプレイ」(三重殺)

 守備側プレーヤーが連続した動作で。三人の攻撃側プレーヤーをプットアウトにするプレイであるが、この三つのプットアウトの間に失策が介在したものは、トリプルプレイとは見なされない。

            2.82 WILD PITCH「ワイルドピッチ」(暴投)

 捕手が普通の守備行為で処理する事が出来ないほど高すぎるか、低すぎるか、横にそれるかした、投手の正規な投球をいう。